NPO法人レッドボックスジャパン(所在地:東京都渋谷区、代表理事:尾熊 栞奈)は、女性の生涯にわたる健康データを社会インフラ化することを目的に、関連会社として「レッドボックス株式会社」(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:尾熊 涼一)を設立いたしましたことをお知らせいたします。

レッドボックス株式会社は、当法人がこれまで全国800以上の学校・自治体・企業と築いてきた女性支援ネットワークを基盤に、バイオ・AI解析の専門家と連携し、新たなヘルスケアインフラ事業「レッドボックスバイオ」を展開してまいります。

■設立の背景

NPO法人レッドボックスジャパンは、これまで生理用品の支援や女性の健康に関する啓発活動を通じて、全国の学校・自治体・企業と連携し、女性を支える社会基盤づくりに取り組んでまいりました。

その活動の原点にあるのは、「生理の貧困」という社会課題です。経済的な理由から生理用品を十分に入手できない女性・少女が国内外に存在し、それが学業や就労の機会損失につながっている実態があります。加えて、月経は長らく「人前で語るべきではないもの」としてタブー視され、症状や不調を我慢することが当たり前とされてきました。その結果、生理用品をはじめとする月経関連の支出は、女性が生涯を通じて負担し続ける「コスト」としてのみ捉えられ、そこに含まれる価値に目が向けられることはありませんでした。

 

しかし、私たちは活動を通じて、まったく異なる見方にたどり着きました。それは、「経血は毎月廃棄されている、貴重なバイオデータ資産である」という視点です。経血には、ホルモン変動・代謝・炎症・老化・妊孕性など、女性の健康状態を知る上で重要な情報が含まれているにもかかわらず、これまでその情報が検査・研究の対象として活用されることはほとんどありませんでした。

生理は「隠すべきもの」でも、「ただのコスト」でもなく、女性が生涯にわたって唯一提供できる貴重なデータの源泉である──この価値転換こそが、私たちが目指す次のフェーズです。
生理の貧困やタブー視という、これまでネガティブに語られてきた課題の先に、経血データを女性自身の健康管理に役立て、社会インフラへと変えていくという新しい可能性があると考えています。この使命を、事業としての専門性とスピードを持って推進するため、このたび関連会社としてレッドボックス株式会社を設立する運びとなりました。

 

■レッドボックスバイオ事業について

レッドボックスバイオは、採血を必要としない、経血による時系列バイオデータ解析という新しいヘルスケアインフラを提供する事業です。

女性は月経周期を通じて年間約12回、自然に生体サンプルを得る機会があります。この高頻度な機会を活かし、従来のスポット的な健康診断では得られない「継続的な縦断データ」を取得できる点が大きな特長です。単なる解析サービスにとどまらず、「女性専用の継続的バイオデータ基盤」の構築を目指します。

事業の第一段階として、女子スポーツチームとの実証実験(PoC)を通じたデータ取得・活用モデルの確立を進めており、今後は企業の福利厚生や一般消費者向けサービスへと段階的に提供範囲を拡大していく計画です。


※本サービスは、経血を用いた研究・解析およびデータ提供サービスであり、医療行為、診断、治療を目的としたものではありません。


■レッドボックス株式会社 会社概要

会社名:レッドボックス株式会社
所在地:〒151-0071 東京都渋谷区本町一丁目14番2号
代表者:代表取締役 尾熊 涼一
事業内容:月経及び女性ヘルスケアに関するデータプラットフォームの企画、開発、運営及び 販売
URL:https://redboxbio.com/

■本件に関するお問い合わせ

レッドボックス株式会社
広報担当 URL:https://redboxbio.com/contact/